アメリカにはどうやってお金を持っていく?両替するのはどこがベスト??

日本からアメリカに来る場合、お金の管理・支払いはどうしよう?っていう疑問はありますよね。

TAEKOは留学生のお手伝いをしているので、よくこの質問をもらいます。渡米の目的や期間によってもおすすめの方法は変わってくるのですが、いくつか紹介したいと思います!

現金(Cash)

現金で持っていくのは紛失したり、盗難の被害にあったりしたときに何も補償がないので、こわいですよね・・・。

でも、少なからずとも現金が必要な場面もあると思うので、いくらかは用意しておくことをおすすめします。

個人差やどれくらい滞在するかによっても変わってきますが、留学生の方は現金はとりあえず300~1000ドルくらい持ってくる方が多いですかね。

日本の銀行や外貨両替センターで両替してくる

日本の銀行の窓口や外貨両替センターで日本円をアメリカドルに両替することができます。一部配達サービスを行っている銀行もあるそうです。

日本の空港で両替してくる

成田空港、羽田空港、関西国際空港には複数ヵ所の両替所があります。

ロサンゼルス空港で両替する


ロサンゼルス空港の国際線到着ロビーを含め、数カ所に両替所があります。

アメリカのショッピングモールで両替する

大きなショッピングモールには両替所(Currency Exchange Service)が入っていることがあります。近年、中国からの買い物客が急増していますので、中国のお客さんが多いですが、日本円も両替できます。


どこで両替するのがお得か比較してみましょう!本日(2019年3月28日)のレートで比較してみたところ以下のようになりました。電話して調べたよ~^^

  1. 成田空港内(Greenport Agency):112.87円
  2. 東京クレジットサービス(By三菱UFL銀行):113.16円
  3. みずほ銀行:113.35円
  4. LAのシタデルモール内両替所:120.02円(3~10ドルの手数料別)
  5. OCのサウスコーストプラザモール内両替所:124~円(両替する額により変動)
  6. ロサンゼルス空港(ICE):128.99円

安いほど、レートがいいのでお得ということです!

たとえば、成田空港で1000ドル受け取りたかったら、11万2870円かかります。ロサンゼルス空港で1000ドル受け取りたかったら、12万8990円かかります。かなり差がありますね。

つまり、アメリカドルに両替したかったら、日本を発つ前に、両替してくるのがベターです。アメリカ国内での両替は基本的に不利ですね。特にロサンゼルス空港内はめっちゃ高いのでおすすめできません~><

注意
アメリカに現金を持ってくる際は、税関で申告しなくていいのは10000ドル相当までと決まっています。もしそれ以上持ってくる場合は、アメリカ入国の際に税関で申告する必要があります。

クレジットカード

留学生、観光客、駐在員など渡米目的は様々でも、今は必ずみんな持ってくるのがクレジットカード。絶対1枚は持ってきたほうがいいです。

アメリカはカード社会なので、ガム一個買うのも、コーヒー一杯買うのも、カード払いが主流です。ただし、場所によっては「カード払いは〇〇ドル以上から」と必要額が決まっているお店もあったりします。

カードで支払いすると、たまに「Can I see your ID? (身分証明証を見せてください)」と言われたりするので、日本のパスポートか、アメリカの免許証を見せればOKです。

日本みたいに「一括払いですか?」と聞かれたりはしないです。日本でクレジットカードを持っていないTAEKOは、日本に帰省したときに、カードで支払いをしようとして、「どのように支払いしますか?」っていう質問に何と答えればいいのか戸惑ってしまい、「・・・。(何と答えるのが正解???)」みたいな瞬間があります笑。日本は一括払いか分割払いかその場で決めることがあるみたいですが、アメリカでは聞かれません。

  • 海外でも使えるか、また限度額や手数料も合わせて確認しておこう!
  • カードの特典としてついてくる付帯の海外旅行傷害保険の内容も確認しておこう!
  • アメリカではVisaまたはMasterCardが主流。American Expressは場所によります。日本で大手のJCBは大きなショッピングモール以外では使用できないところが多いので気をつけて。

キャッシュパスポート(プリペイドカード)

キャッシュパスポート

トラベラーズチェックの時代が終わり、それに替わるものとして人気なのがキャッシュパスポート(トラベルプリペイドカード)です。特に、クレジットカードを持たせるのが心配・・・という未成年者の留学・観光に人気ですね。入金した分しか使えないので、使い過ぎ予防にもなります。そして、日本でご家族が管理(足りなくなったらチャージ)もできるし安心かもしれません。

手順1
お申込み
オンラインで可能。マイナンバーの確認が必要になります。
手順2
カード受取
本人確認書類が受取には必要です。申込から1週間くらいで受け取れます。
手順3
入金
専用ウェブサイトサイト「マイアカウント」にてご自身でカード管理
手順4
利用する
世界210以上の国や地域のMasterCard®加盟店やMasterCard®対応ATMで利用可能
手順5
再入金(チャージ)も可能
残高が足りなくなったらチャージ!
有効期限内は何度でも利用可能。※残高は有効期限内なら次回の渡航時に持ち越すか払い戻しができます。
  • 未成年者の留学や旅行に人気
  • アメリカで買い物にも使えるし、ATMから現金を下ろすことも可能
  • 受取までに1週間はかかるから、早めに申込しておきましょう!

アメリカの銀行口座開設

長期滞在の場合は、アメリカで銀行口座を開くのがおすすめです。留学生だったら、大体半年以上を目安に滞在される方は、現地でも口座があると何かと便利です。特にアパート家賃などはクレジットカードを受け付けていないことがあるので、まとまった高額の支払いが定期的にあったりする場合は、現地の口座があると便利ですね。

詳しい開設方法は「アメリカで銀行口座を開きたい!どんな銀行がおすすめで、口座開設方法は?」をご参照ください。

アメリカで銀行口座を開きたい!どんな銀行がおすすめで、口座開設方法は?

日本の家族から送金してもらう

アメリカで口座開設をしたら、日本の家族に連絡して送金をしてもらいます。送金には、

  1. 受取人氏名(Name)
  2. 受取人住所(Address)
  3. 受取人郵便番号(Zip Code)
  4. 受取銀行名(Bank Name)
  5. 銀行支店名(Branch Name)
  6. 受取銀行住所(Bank Address)
  7. 受取人口座番号(Account Number)
  8. 口座の種類(Account Type)
  9. SWIFT Code
  10. 受取銀行コード(Routing Number)
が必要になることが多いので、銀行であらかじめ聞いてメモしておくといいと思います。

楽天銀行などオンラインバンキングを利用して送金する

楽天銀行 海外送金

これは、留学生の方に聞いたのですが、日本で楽天銀行など送金がオンラインでできる口座を日本にいる間に開いておく方法です。送金手続きは24時間ネットで完結できて、手数料が安いようです。日本にいなくても海外で開いた銀行口座宛に送金できるので便利だそうです。

TransferWiseなど送金サービスを利用して送金する

トランスファーワイズ

最近はTransferWiseなどの海外送金サービスを使って送金される方も多いです。TAEKOの仕事でもよく「TransferWiseで送金(支払い)してもいいですか?」って聞かれます。実際にTAEKOはTransfer Wiseで送金したことはないのですが、このサービスを使って送金している方からの送金はちゃんと届いていることは確認できているので、今のところ問題ない優れたサービスのようです。