【11週】2回目の検診~NTスキャンとドクターとの面会、新型出生前診断について

待ちに待った2回目の妊婦検診です。

NT Scan (Nuchal Translucency Scan・Ultrasound)

この日はNT スキャンという1回目の出生前診断の一部であるウルトラサウンド(超音波検査、エコー)検査を先に行いました。初回のときもそうだったけれど、担当のドクターではなく、専門の検査技師さんが見てくれます。

4週間ぶりに見る双子たちは、とっても活発に動いていました。人間らしい形になっていて感動!前の検診からお腹はそんなに膨らんでもいないし、胎動もまだまだ感じられないし、本当に妊娠しているのか不安な毎日でしたが、元気な姿を見てほっと安心しました。この日はだんなさんも来てくれたので、初めて見るわが子たちに感動している様子でした^^

なかなか二人一緒に鮮明に映っているエコー画像って難しい笑。どちらかが後ろをむいたり、影になったり。。。

検診にきている妊婦さんたちは旦那さん同伴のカップルが多かったです。

NTスキャンを受ける前はトイレは我慢してね、お水を飲んでね、と注意がありました。

CRL(頭殿長)や心拍数を測ったり、あとはダウン症や染色体異常のひとつの目安である後頭部のむくみ(NT, Nuchal Translucency)の厚さをはかります。

結果、今のところ全て問題なしと言っていただくことができました!

ドクターとの初対面!

そしてお部屋を移って(その前に尿検査と血圧測定、体重測定)、初めてのドクターとの面会がありました!

TAEKOが選んだクリニックはスタッフさんも先生もみんな女性ばかりなので安心です。日本語を話せる人はいませんが、できればドクターは同じアジア人がよかった(人種によって差があるからだの違いをわかってくれていると思った)ので、ベトナム系の女性ドクターで安心しました。

簡単に自己紹介をして、簡単にこれからの流れなどを説明されて、本当に簡単に終わりました^^内診も触診もありません。

つわりの吐き気(Nausea)がひどいので、3日分のお試しの薬をくださいました。Bonjestaは簡単にいうと抗ヒスタミン剤とビタミンB6が主成分です。夜寝る前に服用します。眠気が出てくるらしいので。

Bonjestaを飲んでみて

あまりにも吐き気がひどかったので、Bonjestaを飲んでみたのですが、あまり変わらず。。。

処方箋も一応出してもらったのですが、かなり高額だったので、購入しませんでした。

先生によると、普通に手に入る「ビタミンB6 (25mg)」を一日に3~4回とって、UnisomというOTC(薬局で手に入る)の抗ヒスタミン薬で睡眠改善薬を夜飲むと、効果は同じと言ってました。

確かによく寝れた気がするけれど、つわり対策としては私には合いませんでした。


前の検診からは1.5キロ減量だったので、今は食べられるものを食べるとよい、と言ってくださいました。病院の人達は「やっぱり双子だとホルモン量も増えがちなので、つわりはひどくなる人も多い」とのこと。まだまだ試練の日々は続きそうです。

双子だと35~45lb.(15~20キロ)の体重の増加になると言ってました。日本と違って体重管理はアメリカは甘いです。

出生前診断

次は血液検査を受けるように指示がありました。日本では新型出生前診断といわれていて、アメリカではNIPTテストと言われています。精度は99%以上ということで、100%確定ではないにしろ、かなりの高い精度で染色体の異常の可能性を知ることができます。NIPTは流産のリスクがなく(血液検査だけだから)、従来の出生前診断よりも高い検査制度を誇ります。ただし、このNIPTテストを受けるかどうかは任意です。保険によってはカバーされないこともあるらしく、病院でも「保険会社とも相談して、受けるかどうか決めてください」ということでした。確かめたところ、TAEKOの保険はカバーされるとのことだったので、受けることにしました。35歳以上の高齢出産だとカバーされることが多いみたい。

TAEKOの場合はQnatalと呼ばれるNIPTを受けに行きます。そのほかにもリストにはいろんな会社のものがのっていました。

この結果で子供の性別もわかりますが、二卵性双子の場合は、女&女のペアは判定できても、女&男、または男&男は判定できないそうです。また、染色体異常に陽性反応がでても、それは一人かもしれないし、両方かもしれないし、特定はできないみたいです。

そしてもうひとつ私自身が変異遺伝子のキャリヤーではないかを調べる血液検査も受けるように指示がありました。

血液検査はクリニックではなく、違うラボまで受けに行ってきます。予約・絶食の必要はありませんでした。

NIPTを受けて

12週3日目で、NIPTを受けてきました。近くのラボで血を3本くらい抜いたかな?家から3分で、予約もいらず、すいているし、今のところどの人も血を抜くのがうまいので便利です^^

結果は6日後に病院のポータルサイトでチェックすることができました。このポータルサイトはとっても便利。検査の結果やドクターやナースとの質問のやりとり、次の予約のお知らせなどネットで確認することができます。

ひとまず「すべて異常なし」ということでほっと一安心です。やっぱり結果が出るまで怖かった。高齢出産だとダウン症の確率もあがるらしいので。

備考欄には「妊娠10週以上の単胎(1人)妊娠の場合で、99.9%の精度を誇る」と書いてあり、多胎妊娠(双子、三つ子など)についてはLimited Data Availableと書いてありました。。。まだ多胎妊娠の検査結果はデータが少ないみたい。。。でも、信用していいよね?!

そして気になる性別ですが、「Y Chromosome(Y染色体)がある」と書かれていたのですが、単胎妊娠や双子の一卵性妊娠の場合は、これで男の子確定なのですが、TAEKOのように二卵性双子だと「2人とも男」または「女の子と男の子」のペアのいずれかになるそうです。もしY染色体がないということだったら「2人とも女」で確定らしい。

「2人とも男」または「女の子と男の子」のペアかを判別するためには、これからの超音波検査でわかることでしょう!

後日~請求書が届きました

NIPTの費用は、保険なしだと「2264.56ドル」でした。

もうひとつの変異遺伝子のキャリヤーではないかを調べる血液検査は、「1279.20ドル」でした。

高額の血液検査になるので、受ける前に必ず自分の保険会社に、カバーされるかどうか確かめたほうがいいと思います!