アメリカでの妊娠中の不調・つわりの対策法を色々試してみました!

アメリカでつわり

アメリカではつわりのことをMorning Sicknessと言います。でも正直、TAEKOの場合は朝のほうが調子がよくて、夜になるにつれてひどくなってきました。なのでモーニングシックネスと言われても全くピンときませんでした。。。All day Sicknessだよ><

この時期はスマホで「つわり いつ終わる」「つわり 解消法」「つわり きつい」などなど検索を続け、終わりの見えないつわりの大変さに体も心も疲弊しきっていました・・・。

つわりには個人差もありますが、TAEKOは体重も落ちてやつれました・・・。6週くらいから始まり、18週くらいまではきつかったです。双子妊娠の場合はホルモン量も多くなり、きつくなる人もいると病院のスタッフさんも言っていました。

そしてやっとつわりが終わったかなと思ったら、今度はお腹が大きくなってくるにつれて現れるマイナートラブルが出てきました。

というわけで、妊娠期間を通して「体が楽だった」と思ったことはありません。。。すみません、つわりや不調で苦しむ妊婦さんの役に立てればと思ったのですが、TAEKOの場合はひらすら耐えて、そして出産を待つしかありませんでした。それでも、いろいろ試してみて、症状が和らいだりしたこともあったので、紹介してみたいと思います。

妊娠初期(~15週)

TAEKOの場合、妊娠がわかるまでの6週目までくらいは、ま~~~ったく自覚もなく、体調もそんなに悪くはありませんでした。ハワイ旅行に行ったり、バレーボールをしたり、普通に生活ができていました。

しかし、妊娠が判明してから(6週目~)は続々とつわりの症状がでてきました。。。

だるさ・眠気

これはもう寝るしかなかったです。。。眠気には勝てなかったし、寝れば楽になるから、つわりで苦しいという感情はおきませんでした。頭がぼーっとしましたね。

熱っぽい

つわりの間はずっと夜になると熱っぽくなりました。基礎体温はつけていなかったら、普段の体温がわからないけれど、ずっと微熱がある感じ。アイスノンをタオルでくるんで頭にあてていると気持ちがよかったです。

息切れ・立ちくらみ

ベッドルームからキッチンにいくのでさえも、はぁはぁと息切れを起こしていました。とにかくゆっくりゆっくり行動することが大事です。シャワーも、座ってシャンプーをしたりしていました。立ってシャワーは危険でした。そしてシャワーも夜遅いと疲れてしまうので、なるべく早く入るようにしていました。

頭痛

つわりの終わりかけくらいになると頭痛がひどかったです。特に夜は。アイスノンを頭にあてて、寝ていました。

吐き気・嘔吐

これが一番つらかったな~。13週目くらいが一番吐いていました。その後もずっとえづきが止まらず、腹圧がかかるので、「赤ちゃんたち、びっくりしていないかな」って心配でした。でもコントロールできないんだよね。常にむかむかしていて、食べられるものが限定されていました。水でさえも、自分のつばでさえも、まずく感じました。

この時期は無理していろんなものを食べようとせず、食べられるものなら何でもいいとドクターも言っていました。TAEKOは3 lb.ほど痩せました。食べられるものは時期や個人によっても違うのでいろいろ試してみるといいと思います。TAEKOの場合は、すいか、グレープフルーツ、ポテトチップス(カルビーののり塩)、アイスクリームなどしか食べられない時期があり、その後は冷たいごはんや冷たい味噌汁だったら食べられるようになったりしました。少しずつ食べられるものが増えていきましたが、どんなものもなるべく冷たくすると食べやすかったです。

栄養がちゃんと取れているか心配になりますが、この時期はあんまり気にしなくていいみたいです。もちろん栄養のあるものが食べられるんだったらそれに越したことはないだろうけど。妊娠がわかってからすぐにドクターには「Prenatal(妊婦用のサプリ)」を飲むように言われていたので、それは毎日かかさず飲んでいました。Amazonで購入しました。DHAが入っていたほうがいいとアドバイスをいただきました。


これはアメリカのサプリにしたら小さめです。でも大きく感じるけれど。。。大きな錠剤が苦手なのですが、立って、つま先の1メートル先位を見る(あごをひく)感じで飲むとひっかかることなく飲めました。それまでは上を向いて飲んでいたので、のどにつまってしまうことが何度かありました。。。

病院のスタッフさんいわく、Prenatalを飲むと気持ちが悪くなることがあるので、寝る直前に飲んだらいいとも言っていました。でもこのPrenatalは午前中に飲むように書かれています。

飲み忘れ防止には、ダイソーで買った1週間分の薬が入るピルケースが役に立ちました!



乗り物酔いにもきくというツボ押しバンドも、つわりにいいというキャンディーも試してみましたが、TAEKOは効果なし。。。

でもAmazonではレビューも高いのできく人にはきくのかも?!値段もそこまで高くないので、試してみたい方はどうぞ~。

ショウガもきくということだったのですが、だんなさんお手製の手作りジンジャーエールもあまり効果はありませんでした。せっかく作ってくれたけれど、ごめん。

病院から処方された薬「Bonjesta」もあまり改善にはつながりませんでした。

あとはビタミンB6も試したけど、だめだった。

個人差があると思うので、効果がある人もいるようなので、あくまでもTAEKO個人の意見です。

アメリカでは吐き気(Nausea)対策として、クラッカーやトーストを食べるとよいとも言われています。空腹になるとひどくなることがあるので、クラッカーやトーストを食べて胃を落ち着かせます。

唾液過多・味覚障害

とにかくたくさんつばが出る・・・。それが吐き気につながる・・・。という悪循環。

味覚もおかしくなって、自分のつばが甘すぎたり、苦すぎたりと、とにかく24時間口の中がまずい!!つねにティッシュを持ち歩き、つばをこそっと吐きだしたりしていました。歯磨きも一日に何回もやっていました。

味覚障害は妊娠中はずっと続きました。甘いものははっきり美味しいと思えるのですが、それ以外の味はまずく感じることが多かったです。だからサーティーワンのアイスクリームが救世主でした^^これを食べているときだけは「美味しい」と感じられる唯一の救いの時間でした。太るけど・・・。

水を飲むのもつらかったけれど、脱水にならないように枕元には常にお水は置いておきました。ストロー付きの水筒があると便利でした。

産後すぐに味覚も戻って、食欲も出てきました^^

匂い

私は犬かっ!?ってくらい嗅覚が研ぎ澄まされました。今だったらソムリエ資格は一発合格だろう(お酒は飲めないけど)ってくらい、敏感にいろんなものを感じ取りました。

なので、シャンプー&リンス、体を洗う石鹸、基礎化粧、洗濯洗剤、食器用洗剤などはすべて無香のものに変えました。これはすごくよかったと思う。無香と言っても、少しにおいがすることがありますが、残り香がないので圧倒的に生活が楽になります。家族にも協力してもらって、香料の強い物は使用を控えてもらうといいと思います!



最初に使った無香料のリンスインシャンプーは髪がぎしぎしになったけれど(それでも無香&時短はありがたかった)、Honestのシャンプー&リンスはまとまりもよかったです。有害な成分も入っていないので、妊娠中はずっと愛用していました。産後も使っています。

そして洗濯洗剤も無香にして、柔軟剤は使用をストップしました。洗濯用のTideの匂いが一番きつかったな~><今でも苦手。。。

気分の落ち込み

いきなり妊娠、いきなり双子、という人生の大変化に体も心もついていくのが大変でした。気分も暗黒の世界に入ったみたいに落ち込んで・・・。ひたすら時間が経つのを待っていました。

気晴らしに日本のテレビが見られるのは本当にありがたかったし、スマホゲームもありがたかったです^^

日本のテレビを海外で見る 非公開: 日本のテレビを簡単に見る方法、現時点で断トツ1位!面倒な配線や器具の購入・設置不要です

でも日本のテレビって食べ物特集が本当に多いんだよね。。。食べ物は見てるだけでも気持ち悪くなったりしたので、BSプレミアムで旅番組とか世界の絶景特集とかばかり見ていました。

頭を使わない単純なスマホゲームも時間をつぶすのによかったです。キャンディークラッシュは5000面まであと少しになるくらいずっとやっていました。

ホルモンのせいだと思いますが、それまで楽しいと思えていたことに興味がなくなり、ふさぎ込むことも多かったように思います。そんなときは思い切り泣いて、不安をぶちまけて、すっきりするのがいいと思います。

でも、妊娠前は好きだったお酒も全然飲みたいと思わなかったし、毎週かかさずバレーをしていたのもやりたいと思いませんでした。

胸の張り

朝起きると胸が張っていることがありましたが、我慢できないほど痛くはなかったです。

妊娠中期(16週~27週)

げっぷ

24時間ずっとげっぷが出ます。。。炭酸なんか飲もうものなら、中身も出ちゃいます(汚くてごめんなさい)。

もうこれは我慢できないので、周囲には「げっぷが出るけど、気にしないでください」と伝えるしかないです。産前までずっとげっぷは止まらなかったです。

胸焼け・逆流性胃腸炎

これもきつかったな~。中期の不調でいちばんきつかったかも。

午後4時を過ぎると、水を飲んでも胸焼けを起こしていました。なのでなるべく時間帯の早いうちにご飯は済ませるようにしていました。TUMSは4時間おきに2粒までだったら飲んでもいいとドクターに言われました。まぁ気休め程度ですが、必ず持ち歩いていました。


安いし、言ってみればただのカルシウムだし、味も悪くないし、かるい胸焼けだったら試す価値はあると思います。


もっとひどいときはPepcid ACを一日に1~2回飲んでいいとドクターに言われていました。でもあんまり効かなかった。

夜寝る前とか、喉から食道が熱くなるほど、痛かったです。上体を起こすようにして寝てみたり、工夫が必要でした。

不眠・眠りが浅い

頻繁にトイレに行きたくなるので、少なくとも3回くらいは起きていました。すぐに眠りにつけるときもあれば、なかなか眠れないこともありました。


抱き枕は寝るポジションを定めるのに有効です。おすすめタイプは腰もすっぽり支えてくれるタイプです。腰を支えると、すごく楽。

シムスの体勢で寝るのもおすすめですが、TAEKOの場合は双子が左右に分かれて入っていて、左側を下にして寝ると、左側にいる子の胎動が激しくなり、右を下だと同様に右の子が激しくうごく、、、ということが起きました。あおむけ寝はあまりよくないそうですが、仰向けのほうが楽な夜もありました。そのときも枕で両側の腰を支えてあげると寝やすかったです。

寝れない夜は思い切って起きてしまって、のほほんとしたゆる~いテーマの漫画を読んだりしていました。

ついついスマホで妊娠や育児に関することを検索しちゃいがちなのですが、暗い記事も出てきたりするので夜はおすすめしません。不安が募ってしまうので。

腰痛

とこちゃんベルト2をしたり、腹帯をしたりしてみましたが、完全に解消することはありませんでした。でもおそらく腰痛はひどい方ではなかったと思います。

足のむずむず

妊娠初期とあとは寝ているときになぜか膝がむずむず。。。そんなときは日本で買ってきていた遠赤外線が出るサポーター(お年寄りの方が使うようなやつ)をして寝ました。もともとバレーで膝を痛めた時期があったので、そのときに使っていたものです。温めると楽になるのかな。

しみ

肝斑ができました。そんなに外には出ていないのに。。。ショック。。。

美白美容液を用意しているといいと思います。

正中線もばっちりできました。

お腹の張り

20週を過ぎたころから頻繁に張るようになりました。病院でも相談しましたが、双子妊娠の場合はある程度の張りは仕方がないとのこと。

でも、危険な張りとそうじゃない張りの違いがわからないんだよね・・・。

妊娠後期(28週~)

いよいよ出産に向けてラストスパートです。もうお腹ははちきれそうなくらいパンパン!!

頻尿と尿漏れ

夜は必ず3回は起きていたし、日中も「さっきトイレに行ったばっかりなのに」と言いつつ、何度もトイレにいっていました。

尿漏れはそこまでひどくはなかったけれど、たま~にね。ひどい人は尿漏れパッドはアメリカにもあるので利用するとよいと思います。

不眠

中期から引き続き、何度も夜中にトイレに起きてしまうので、寝れないことがありました。

すぐに眠れることもあれば、1~2時間ほどごろごろして起きてしまうことも。これも産後に向けて体が準備をしているということでしょうか?

TAEKOは中期くらいから、一人で寝るようにしたのですが、Husbandや飼い猫のことを気にせず好きなだけ寝返りを打ったりできたので、気分的には一人で寝たほうがよかったです。

気分の高揚

妊娠初期もホルモンのせいなのか、気分の浮き沈みが激しかったのですが、後期に入ると出産への不安などからか、また感情的な気分になることがありました。

出産や子育て系の映像が流れると、ぐっとこみあげてくるものがありましたね。

不安な気持ちからか、悪夢を見たり、寝つきが悪くなったりもしました。

鼻血

南カリフォルニアは乾燥していることもあって、鼻血が突然でることがありました。ドクターに相談しても、「鼻もむくむし、乾燥シーズンだから仕方がない」とのこと。

外出先で出たら困るのでポケットティッシュを持ち歩くようにしました。

就寝時にいきなり出てきてシーツを汚してしまい、びっくりすることもありました。

シャワー中にいきなり出たこともあります。

声が出にくい

ドクターに相談しても、妊娠とは関係ないと言われたのですが、先輩双子ママも声が出ないのを経験したと言ってました。おそらくですが、双子が圧迫しすぎて関取みたいな声になってしまったんだと思う。。。産後、すっきり解消しました。


つらつらと不調について書いてみましたが、TAEKOは特にひどい方だったと思います。双子妊娠だったからでしょうか。

他の妊婦さんを見ても、つわり時期が過ぎたら、結構マタニティーライフをアクティブに楽しめている人が多いから、TAEKOは特殊なケースだったのかもしれません。

最終的にはヘルプ症候群になったしね。。。

TAEKOの双子出産記 【TAEKOの双子出産記録】1万人に数人??HELLP症候群発症から緊急帝王切開まで!

妊娠中、本当に無理は禁物です。

人生でこんなに体調に悩まさせられたことがなかったから、すっごく辛くて修行のようでな妊娠期間でした。。。