アメリカでも定期的に飲酒運転の検問所「DUI Checkpoint」が設けられます。
飲酒運転は英語でDriving Under Influence(略してDUI)と言います。
TAEKOも何度か検問所に遭遇したことがあります。
全部の車が止められていることもありますし、1台おきとか、2台おきとかの場合もあります。
先日金曜の夜9時頃に運転していたら、Lake Forestのフリーウェイをおりたところで検問所がありました。ここは年に数回金曜の夜8時くらいから検問やっているんだよね。過去、何度か遭遇したことがあります。この検問は8時からだから、飲酒運転を検挙しようというよりは、抑止力のほうが強いような気がします。
そのときは2台おきに止められているようで、列に並んでいる車を数えていくと、ちょうどTAEKOも止められる~!ということで、運転免許証を用意して待っていました。
警察官:「Driver’s License見せて~。」
警察官:「はい、ありがとう(ちらしを渡される)」
、で終わりでした。
渡されたちらしはこんな感じのものでした。
初犯の飲酒運転で捕まると約170万円強(1ドル=110円計算)のお金が無くなることを覚悟したほうがいいそうです。
飲酒運転で捕まることによって、仕事をなくしたり、そして自分の命や他人の命を奪うことだってあります。
日本からアメリカに滞在している方は何かしらのビザを持っている方も多いと思いますが、ビザが取り消されることもあるそうです。
TAEKOは飲酒運転で捕まったことはないですが、初犯逮捕からその後の流れまでを調べてみました。
・警察に止められる。
・運転免許、車両保険、Registrationの提示を求められる。
・片足立ちテスト、アルファベットを逆から言うテスト、など。
・呼気検査でアルコールレベルが、0.08%以上になるとDUIと判定される。
・逮捕。手錠される
・病院で血液検査をされる
・多くの場合で、当日または翌日には拘置所を出られるが、最大12か月まで拘置されることも。
・Towing(レッカー移動)されている車を取りに行く。
・弁護士を探す。
・California Insurance Proof Certificate(SR22/SR1P)を提出する。保険に加入していることを証明するために車両保険会社から発行してもらう。保険費は当然ハネ上がる。
・30日後にRestricted Driver’s License(制限付き運転免許証)を発行してもらう。通学・通勤時とDUI Programへの通学時のみに使える運転免許証
・Probation(執行猶予)は3~5年。通常3年になることが多いらしい。
・罰金の支払い(いろんな罰金を合わせると2000ドルくらい。Orange Countyの場合)
・非常に危険な運転をしていたと判断された場合、刑務所に入らないといけないケースもあるそう(Countyによっても厳しさが違う)
DUIは捕まったあとも、長年に渡り、大変なことになりそうです。。。
「家族/知人の帰りが遅い・・・。もしかして飲酒運転で捕まった?!?!」
なんて心配されている場合は、「Who’s in Jail」というサイトから名前をいれて収容者を確認することができます。これはオレンジカウンティのものですが、違う地域にお住まいの方は「(住んでいる地域名) Inmate Search」で検索すると、現在収監されている人の情報が探せるサイトが出てくると思います。
カリフォルニアでは血中アルコール濃度が0.08%以上を超えると違法ということになっています。缶ビール1本、ワイングラス1杯くらいだったら飲んで40分後の運転はいいということになっていますが、体重や性別などによっても変わりますし、一杯でも運転能力には影響があります。
※表はDMVから参照
今はどこでもいつでもUberが使えるから、飲酒したら絶対に運転しないように!