TAEKOは去年、電気自動車(Electric Vehicle=EV)を買いました。
所有してしばらく経ちますが、声を大にして言いたい。
「EV、最高!!」
電気自動車を持つまで知らなかったことや、電気自動車を知らない方に知ってほしいことなど紹介したいと思います!
充電は家庭用コンセントでできる!
電気自動車を持ってから周りによく聞かれるのが「どうやって充電するの?」という質問です。
答えは簡単!
自宅の家庭用のコンセントに差し込むだけなんです!
言ってみればスマホを充電するのと同じ感覚。
コンセントは一般家庭のものと全く同じです。
車体側の差し込み口はこんな感じになっています。カチャっと差し込むだけ。
電気代もすごく安いんですよ。
平均でガソリン車の3分の1から4分の1まで節約できます。意外でしょ?!
実はTAEKOの家はソーラーパワーなので、電気代はソーラーパネルのレンタル費用のみで使い放題だから、実質燃料費はゼロみたいなもんですね。
そしてハイブリッド車と同じく、車を運転中も減速時に勝手に充電するんです。
ただし、問題は充電時間。
ゼロからフルに充電するためには、かなり時間がかかります。でも、ゼロになるまで乗ることって少なくて、通常は夜の間の充電だけで翌朝にはフルになっています。
どうしてももっと早く充電したい方には、もっと高速で充電できるパワーステーションも別売りで販売されていて、家に設置することができます。
加速がすごい!ガソリン車にないスムーズな乗り心地
初めて電気自動車を試乗してみて気がついたのですが、加速がすごく早くてスムーズ。
ギアチェンジ・シフトもないので、ぐーーーんとスムーズに加速します。以前、ターボ付きの車だったのですが、EVのほうが加速は早いと思います。
ガソリン車と変わりないというか、ガソリン車よりも運転が心地よいです。
これはくせになる加速ですね。運転していて面白いと感じました。高速道路も全く問題ありません。
しかもエンジン音がまったくうるさくないので、静か~。
カープールレーンが一人でも使える
このステッカーを貼った車、見たことありますよね?正式にはClean Air Vehicle Decalというそうです。
発行された年によって色が違うのですが、2019年時点では赤色と紫のこのステッカーが有効となっています。他の色のステッカーはもう期限切れだそうです。このステッカーにも期限があることは知りませんでした!
前はハイブリッドカーでも発行されていたのですが、今は完全電気自動車など排気ガスゼロの車のみとなっています。
発行手続きには22ドルの費用がかかります。DMVに申込用紙と小切手(22ドル)を送るだけ。TAEKOの場合は1ヵ月くらいでこのステッカーが届きました。あとは所定の場所に貼るだけです。
このシールが貼ってある車は、本来は複数人乗っていないと使えないカープールレーンが一人でも使えます!
でも紫って微妙な色だよね。せっかくの車がちょっと台無し・・・???
なんだか良いことをしているようないい気分になれる
運転していると、なんだかいい気分になれる。←これ大事。
Zero Emission!!
二酸化炭素排出ゼロ!!
オイルチェンジの必要もなく、地球にやさしいと思ったら、運転がいつもより楽しくなりました♪なんだか誇らしい気分になれます。
フル充電で走れる距離はまだ短い?!
長距離走行が可能な車も少しずつ増えてきていますが、2019年の主な電気自動車のフル充電で走行可能な距離は以下の通り。長距離ドライブに途中で充電なしで往復行けるか不安なところもありますね。
- フィアット Fiat 500e:84マイル
- Kia Soul EV:111マイル
- Ford Focus Electric:118マイル
- Hyundai Ioniq Electric:118マイル
- 日産 Leaf:150マイル
- BMW i3:153マイル
- Chevrolet Bolt EV:238マイル
- テスラ Tesla Model S:335マイル
ただし、最近はいたるところに電気自動車専用の充電ステーションがあるので、出先でも充電が可能です。
スーパーや病院、ショッピングモールなどいろんなところに充電可能な場所があります。
カリフォルニアはカーディーラーに電気自動車を積極的に販売するよう指導しています。そのため、カリフォルニアに住んでいると、
- 年末は電気自動車のカーリースが安い(カーディーラーは一定数、電気自動車を売らないと罰則があるのでなんとか売ろうとしている)
- 州から補助金がもらえる
- カープールレーンが一人でも使えるステッカーを購入可能
などの利点もあります。
ただし、電気自動車はガソリン車よりも車体価格は高め。。。それが一番のネックかもしれません。
それでもTAEKOは電気自動車にしてよかったな~と思っています!!
・自宅や仕事場に充電ができる場所があること(家庭用コンセントがつなげるガレージ等があること)
・長距離ドライブよりは、近距離の移動に使いたい人
・小さめの車がいい人(現状、バッテリーの大きさや性能の面から小型車が多い)
・地球に優しいことをしたい人