カリフォルニアに数あるミッションの中でも、その美しさから「ミッションの宝石」とも呼ばれているMission San Juan Capistrano(ミッションサンホアンキャピストラーノ教会)。
すごくきれいだからTAEKOも何度も訪れたことがあります!大学では人類学や考古学でネイティブアメリカンの文化を多く学んだので、とても興味があります。
お花がきれいな春~秋がおすすめだよ^^
ミッションって何?という方もいると思いますが、ミッションとはスペイン人がキリスト教布教のために建てた教会を中心とした街の中心となる場所です。スペイン人が中南米から入ってきたときに、そのまま領土を北上させるための目的で、北上と共に各地に建てていきました。
カリフォルニアには21のミッションがあり、このMission San Juan Capistranoは7番目のミッションです。1776年に建てられました。
入口で入場料(10ドル)を支払い、無料のオーディオツアーを借りました。
マップを見ると番号がふってあるので、その番号を押すと音声ガイドが流れます。英語のみです。
いかにスペイン人たちが、原住民と交流を深めたか、またスペイン人がもたらした新しい文化や技術などが広まっていったかなどの展示があります。
原住民にとっては生活が一変する大きなチャレンジであったことがわかります。なかば強制的でもあったようです。。。
いままでになかった病原菌もヨーロッパからもたらされたので、免疫のない原住民たちは7割も死に絶えてしまったという悲しい話もあります。。。
当時の建物もきれいに保存されていますし、昔は作業場として使われていた中庭も今はとても素敵な庭園となっていて、お手入れが行き届いています。
今は、パーティー会場・結婚式開場としても人気の場所だそうです。TAEKOが行った日も結婚パーティーが夜行われるようでした。花嫁・花婿やブライズメイド達の写真撮影が行われていました。
立派な金箔のチャペルもあります。
誰でも中に入ることができます。厳かな気分になれます。
ちょうど春先だったこともあり、お花が咲き乱れていてとってもきれいでした♪
そしてここで忘れてはいけないのが、石造りの教会「The Great Stone Church(ザ・グレイトストーンチャーチ)」です。
残念なことに1812年の大地震で倒壊してしまっていますが、残っている一部を見るだけでも、立派な教会だったことがわかります。
大地震を境にミッションは使われなくなっていきました。地震、病気の蔓延、スペイン政府の衰退、などなどいろんな要素はあったようです。
しかし、今は歴史を残していくために保護活動が行われています。
最後はおみやげ屋さんを覗いてみましょう!
Mission San Juan Capistranoは石造りの教会をはじめとする美しい教会や建物、庭園が有名ですが、もうひとつ「つばめ」も有名です。
毎年3月になると、はるばるアルゼンチンからつばめが渡ってきます。
街が発展するにつれ、つばめの数も減少していったそうですが、少しずつまた戻ってきているそうです^^
そのため、お土産屋さんもつばめグッズが多かったです。
壺の形のマグカップが可愛かった♪
Mission San Juan Capistranoは街の中心地にあり、405のフリーウェイを降りてもすぐだし、電車の駅からも徒歩数分です。
街並みも可愛く、駅の周辺もこじんまりした可愛いお店やカフェが並んでいるので、少し歩いてみると面白いかと思います。
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・当日のバスパス、Metrolinkチケットがあると大人1人の入場につき、子供1人が無料