車を運転していて、警察に捕まり、チケットをもらったとしましょう。例えば、スピード違反などで。すると、その場で警察官がチケットを渡します。そのときに担当の警察官の名前はしっかり覚えておきましょう。
そして数日〜数週間後、
・自分の罪を認めるなら罰金は○ドル
・トラフィックスクールにいくなら○ドル
・○月○日までに裁判所に行く(そこで有罪を認めるなら罰金を支払う、無罪を主張するなら裁判の日取りを決める)
と3種類の選択ができる通知が郵便で届きます。自分の罪を認めた上で、罰金を払うとトラフィックスクールに行くことができます。トラフィックスクールに行くとチケットで減点された分が免除されます。減点されると車両保険が値上がりするので、それを防止するためにも、自分が悪いと認めた場合は、トラフィックスクールに行った方がいいでしょう。罪を認めた場合は、郵送で罰金を支払うか、裁判所に行って有罪を認めて罰金を払います。後者の場合は、少し減額になることもあるようです。
後日、領収書が届きます。トラフィックスクールに行く場合は、○月○日までに行くように!と指示が書かれていますので、その期日までにトラフィックスクールに行って下さい。
自分は悪くない!と罪を認めない方法もあります。そのときは通知に書かれている月日までに裁判所に出頭して、まず裁判の日取りを決めます。それでもまだ罪が確定していないため一度保釈金を支払います。無罪になると返ってきます。
自分が捕まったところの裁判所に出頭しなくてはいけません。もしOC在住でもLAで捕まったら、LAまで行かないといけません。
交通裁判では、自分を捕まえた警察官も必ず出廷しないといけません(もし警察官が来なかったら、自動的にあなたの勝ち。無罪となって罰金はなし。減点もなし)。ここで自分がなぜ無罪なのかを裁判官にアピール&証拠の提出をします。無罪が認められたら、罰金はなし。有罪となったら、罰金&減点です。一度裁判で争うとトラフィックスクールに行く権利はなくなりますので、争うときはそれなりの覚悟が必要です。裁判には無料で通訳をつけることもできます。
文書を郵送して無罪をアピールすることもできますが、それなりの英語力が必要です。
以上はMoving Violation(走行時の違反)でもらうチケットのこと。駐車違反の場合は、素直に罰金を払いましょう。
州や郡で交通法や裁判方法も異なりますので、注意して下さい! |