車検制度がある日本と違って、アメリカは車の点検は個人の責任。スモッグチェック(排気ガスの検査)ももちろん個人の責任なので、どういうものなのか知っておきましょう!
スモッグチェックの制度はカリフォルニアが導入しているもの。他の州や地域では呼び方が違ったり、少し制度が違ったり、また制度そのものがなかったりもします。シアトル近辺では呼び名が違ったし、ワシントン州の北部ではそういう制度すらなかった。。。
全米の各州では、自動車の所有者は毎年、その州の「Department of Motor Vehicle(DMV)」という陸運局に、登録料を支払い、翌年の分のステッカーをもらい、それを車の後ろのナンバープレートに貼らなければいけません。
その登録の際に、その車が排気ガスが基準の濃度以上の有害物質を出していないかチェックすることをスモッグチェックと呼んでいます。
製造から5年以上経つ車は2年に一度のスモッグチェックが義務付けられていて、スモッグチェックにパスしないと翌年の登録ができません。DMVから送られてくる手紙にスモッグチェックが必要な時は書いてあるからよく見てね。
あと、中古車を売買する時も必要。
スモッグチェックは州が認定している場所ならどこでもできます。かかるのは30分〜1時間くらいかなぁ?予約もいりません。値段は場所によって様々。30〜70ドルくらいです。もしパスしなかったら、修理しないといけません。
電気自動車、ディーゼル車、1973年以前に製造された車は対象外です。
パスすると自動的にスモッグチェックをしてくれた場所からDMVに情報が行きます。一応パスしたことの証明書ももらっておきましょうね。 |