ある日、JURY SUMMONSと書かれた封筒が届きました。開いてみると「Superior Court of California(カリフォルニア州最高裁判所)」から。
びっくりしますよね〜。
アメリカでは陪審員制度を実施しています。裁判では一般の市民が判決を決めます。
アメリカ市民、永住権保持者、学生ビザ、労働ビザ、ソーシャルセキュリティーの有無などに関わらず、無作為にこの陪審員の召喚状が送られてきます。
アメリカ市民であれば、陪審員として出廷することは国民の義務です。
会社員の場合、陪審員として出廷している間は会社で有給がもらえるところもたくさんあるようです。自分が担当する裁判が一日で終わるとは限りません。数週間かかることもあります。その場合はずっと会社を休まなければいけません。。。
しかし、経済的に支障があることが証明できたり、病人の看護をしなければいけなかったり、英語力がなかったりして裁判所が認めた場合は、出廷を断ったり、延期したりすることができるようです。
アメリカ国籍を持っていない人は、陪審員の義務はありません。というか、なれないみたいです。。。この召喚状が届いたら、必要事項を記入して、Disqualificationのところで「I am not a citizen of the United States」にチェックを入れて、自分の国籍を記入し、返信用の封筒に入れて郵送します。
連絡なしで出廷しない場合は、法律違反になって、罰金となりますので気をつけてください!(アメリカ国民じゃない場合も連絡しないと罰金の対象になるのでしょうか?)
さて、この召喚状、「アメリカ国民じゃありません」って返信しても、何度も届いてきます。。。ちゃんと記録に残して欲しいわ。。。返信の切手代は自腹なんですけど(怒)。 |